品番 E310123
題目 十二支図鐔
Title Jyunishi zu Tsuba
銘 無銘(水戸)
Sign Mumei(Mito)
価格 売却済
Price Sold
鑑定 財)日本美術刀剣保存協会 保存刀装具
Certif [N.B.T.H.K.] Hozon Tousougu
寸法 竪 84,5mm 横 66,5mm 切羽台厚さ 4mm
Size Length 76,5mm Width 72mm Thickness 4mm
時代 江戸後期
Period Late of Edo
流派 水戸金工
school Mito school
解説
水戸は徳川御三家のひとつで三十五万石の城下町である。そこでは水戸金工といわれる一派が栄え、水戸彫りの作域を形成し、元孚、一柳友善、玉川美久、打越弘寿、萩谷勝平など数々の名工を輩出した。
十二支は古来、「甲子」「乙丑」のように、十干と組み合わせて用いられてきた。十干十二支を合わせたものを干支(かんし)といい、60年で干支(十干十二支)が一巡し起算点となった年の干支にふたたび戻ることを還暦という。本作は十二支を毛彫りで丁寧に描き、形も面白く垢抜けていて洒落ている。珍品である。
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